ごあいさつ

 写真同好会が誕生してから、四半世紀が経ちました。発足当時、歯科医師会のリーダー的存在であった佐渡哲雄、家城佳夫両先生の熱い思いで、産声を上げたと聞いております。

 初代会長には島 秀雄先生、そして幹事に佐渡哲雄先生が就任され、会員数は14名でした。風景写真が中心の会で、リバーサルフィルム、三脚、露出補正等について教わりました。カラーフィルム全盛期で、プロビア、ベルビア等の名が懐かしく想い出されます。とても和やかな会で、撮影会では家族の同伴もありました。

 その後二代目会長佐渡先生が、会長代行と幹事を兼任された時期があり、魚津博文先生が幹事に就かれるまでの相当長い期間、会長がご自身で写真入り撮影会案内状をワープロで作製されて、それを届けて下さいました。当時は撮影会で撮ったスライドを持ち寄って映写機で投影し、意見の交換が行われていました。

 三代目会長は誰からも信望の厚い家城先生が就かれました。その頃からと思いますが、デジタルの波が一気に押し寄せ、魚津先生が会長になられた頃にはほとんどの会員がデジタルに移行していました。写真に詳しく、カメラ、パソコンのメカに強い魚津先生は早くからデジタル時代の到来を言っておられましたが、その通りになりました。写真歴が長く、エネルギッシュに様々なジャンルの写真を楽しんでおられる片山克己先生が、魚津先生の下、幹事を務められてからは、インターネットにホームページが開設され、毎年、会員の発表会の作品が展示されています。

 平成28年6月、会員の砂子満明先生が逝去されました。ご自身で写真のホームページを開いておられた写真大好きの先生で、辛く寂しいことでした。

 同一職種の会員で成り立っている当写真同好会は、日々の仕事のストレス発散に大きな力になっていると思います。これから先の道のりも、好奇心と創作意欲を持って、和気あいあいとカメラのシャッターを押す楽しみを求めたいです。

 新年度から会長が安達 昭に代わりました。幹事は引き続き片山克己先生が務められますので、どうぞよろしくお願い致します。

 

 

写真同好会会長 安達 昭

 

会員紹介

講 師  梅木 宏真 (ミュゼふくおかカメラ館 館長)
会 長 安達 昭  
幹 事 片山 克己  
会 員 家城 佳夫  
  岩坪 敏江  
  魚津 博文  
  大菅 明  
  小池 潤  
  島 信博  
  新川 いくみ  
  寺田 康子  
  吉田 徹  
 

吉田 尚史

 
     
物故会員

砂子 満明

 
 

佐渡 哲雄

 
 

松原 清一郎

 

写真同好会について

写真に興味のある会員が作品展や撮影会を通して富山の四季を切り撮っています。カメラが劇的に進化した現在、簡単に写真が撮れるようになりましたが、少しでも心に残る写真が一枚でも撮れるよう工夫研鑽を積み重ねて行きたいと思います。